第48回 関東甲信越学生自動車連盟競技会
特別規則書
第1条 競技会名称
第48回 関東甲信越学生自動車連盟競技会
第2条 競技種目
四輪自動車によるジムカーナ競技
第3条 オーガナイザー
関東甲信越学生自動車連盟加盟校 高崎経済大学 自動車部
所在地 : 群馬県高崎市上並榎 1300番地
第4条 開催日および開催地
開催日 :2009年 8月 21日 (金)
開催地 :関越スポーツランド
群馬県高崎市吉井町大字岩崎2297
タイムスケジュール
7:45 ゲートオープン
7:45~8:30 受 付(受付終了後車検)
7:45~8:45 車 検(車検終了後慣熟歩行)
*オフィシャル試走後コースオープン
8:50~9:10 開会式・ドライバーズミーティング
9:15 走行開始(BLクラス慣熟走行後計測1本)
12:00~13:00 エンジンストップ・コースオープン
13:00 走行開始(計測1本及びフリー走行)
16:00 走行終了
16:30 閉会式
17:30 ゲートクローズ
* 進行状況によりその都度変更あり。
緊急連絡先: 佐藤 京介 080-1848‐8026
第5条 競技役員
競 技 長 : 佐藤 京介
コース委員長 : 大沼田 宏幸
計時委員長 : 西宮 貴大
技術委員長 : 飛田 俊実
救護委員長 : 柳 里美
審議委員長 : 安達 悠弥
審議委員会 : 高崎経済大学 自動車部
第6条 参加資格
関東甲信越学生自動車連盟に加入する自動車部に所属し、且つ大学及び所属機関が発行する学生証を有し(学生であり、且つ連盟に加入しているもの)、その旨を当日の受付の際に証明できるもの。また、各県の公安委員会から運転免許証を交付されている者。但し20歳未満の運転者の場合は、親権者の承知の上に所定の用紙に親権者による署名・捺印の上、それを申し込みの際に添えること。
第7条 参加費及び参加申し込み方法
参加費は以下の通りとする。
競技運転者 エントリー費 7000円(入場料、昼食代込み)
当日エントリー費 8000円(入場料込み)
競技不参加者 入場料 1人 500円(昼食希望者は+500円)
※昼食は事前申込分のみ受け付ける。
※ 参加費、入場料の払い戻しは理由の如何を問わず不可とする。
参加申込締め切り
参加申込は2009年8月21日午前8時30分をもって締め切りとするが、事前の申し込みは2009年8月7日まで下記郵送受付先まで必着とする。
参加申込書受付先
〒370-0801 群馬県高崎市上並榎 1300番地
高崎経済大学 自動車部
※ 緊急連絡先
大沼田 宏幸(高崎経済大学 自動車部 会計・企画)
TEL:090-1818‐5030
Mail:civic_ek4_type_r_style_b20b@yahoo.co.jp
参加費振込先
群馬銀行 高崎北支店(グンマギンコウ タカサキキタシテン)
普通口座 口座番号 : 0788473
口座名義 : 高崎経済大学 自動車部
第8条 クラス区分
クラス区分は以下の通りとする。
クラスⅠ : 気筒容量1400cc未満の車両
クラスⅡ : 気筒容量1400cc以上の前輪駆動の車両
クラスⅢ : 気筒容量1400cc以上の後輪駆動の車両
クラスⅣ : 気筒容量1400cc以上の四輪駆動の車両
クラスBL : 競技運転者が初心運転期間である又は女性である車両
※ すべてのクラスは成立条件として、3エントリー以上で且つ2大学以上からの出走がなければならないものとする。クラスⅠ~Ⅲで成立条件に満たない場合は、当該クラスより1つ上のクラスに参加するものとする。クラスⅣが成立しない場合は1つ下のクラスに参加するものとする。クラスBLが成立しない場合は、Ⅰ~Ⅲの各クラスに参加するものとする。
※ 過給器付きの車両は、元の気筒容量に下記の係数を乗ずる。
・過給器付きの車両 係数 1,7
・ロータリーエンジン搭載の車両 係数 1,5
※ OBは、各クラスにおいて出走は認めるが、その場合は章典の対象外とする。またOBは、申込書にOBであることを明記すること。
第9条 エントリーの制限
エントリーの受理数は、章典対象クラスの合計が100エントリーを超えないこととする。申し込みがこれを超えた場合は、各大学のエントリー数が均一になるように主催者が任意に調整する。また、同一選手は1クラスで1回のみエントリー可能とする。尚、同一車両における重複エントリーは最大10名まで認めるものとする。
第10条 競技会の延期・中止・短縮
競技会審議委員会は、保安上または不可避の理由で競技会の延期、中止、走行距離の短縮、競技回数の変更を行うことができるとする。
第11条 車両及び競技運転者の変更
競技運転者の変更は認めない。また、車両の変更及びクラスの変更は、正式受理後(当日の受付終了後)は認めない。しかし、当日の受付終了までに競技長もしくは主催者にその旨を、理由をつけて告げれば変更が認められる場合がある。
第12条 コース
コースは、当日受付にてコース図を配布することにより発表する。また、コース図の配布を行わない場合は、受付脇にて掲示によりコースを発表する。
第13条 参加車両と競技運転者の装備
・登録ナンバーを有しない車両は、積載するか道路交通法に違反しない方法で運搬すること。(当日の車検に対応する車両のエントリーは可能。)
・安全ベルト(3点以上)、ヘルメット、長袖、長ズボン、グローブを着用すること。
(半キャップ、軍手は禁止。ジェットタイプのヘルメットは可。)※
・オープンカーは2009年JAF国内競技規則・国内競技車両規則に合致したロールバー(4点式以上、アルミ製不可)を装着すること。
・オープンカーで参加する競技運転手は必ずフルフェイスタイプのヘルメットを着用すること。
・上記の事項及びその他の安全事項は、JAFの定める安全規定を満たしていること。
※ ヘルメットは、JIS C種以上のものの使用を強く推奨するが、耳がへルメットから出ないものであれば可とする。
第14条 車両検査
1、車両検査は、各競技会オーガナイザーが定めるタイムスケジュールに従って指定の場所で受けなければならない。
2、参加者は、自己の車両諸元を証明するために、自動車検査証又は詳細な仕様書、カタログ等を常に携帯し、提示を求められた場合、速やかに提示すること。
3、参加車両の排気音量は常識の範囲内とし、音量が大きい場合はサイレンサー等を装着すること。また関越スポーツランドにより停止を求められた場合は速やかに従うこと。なお、触媒ストレートは可とする。
4、スリップサインが出ているタイヤは認められない。
5、フェンダーからのタイヤのはみ出しは、常識の範囲内であること。
6、ホイールキャップおよびホイールのセンターキャップは取り外すこと。
7、車体に付着した泥・砂利などの落下する可能性のあるものは事前に落としてくること。(特にラリー車両及びダート車両)
8、エンジンルームの各種キャップ(オイルフィラキャップ、ラジエターキャップは除く)及びバッテリー端子(プラス、マイナス両方)、各種灯火類にはビニールテープ等で十分なテーピングを施すこと。
9、車両内部で走行の際に支障をきたすことが予想されるもの(フロアマット、ドリンクホルダー、芳香剤等の飛散物)は予め取り外しておくこと。
10、車両外部で、走行中に脱落が予想される部品は予め取り外しておくこと。
11、オーガナイザーが配布したスポンサーマーク等は、指定された場所に競技会終了まで正しく貼付しなければならない。
12、ゼッケンは車両の両サイドに、全周をテーピングして貼り付けること。
13、技術委員長はその権限を車検員に委任することができる。
14、参加者は、出走可能な状態で車両検査を受けること。車両検査で不合格の場合、車両検査を受けない場合、又は技術委員の修正指示に従わない場合は当該競技会に出走することができない。
15、車両検査に車両を提示することは、当該車両がすべての規則に適合していることを申告したものとみなされる。競技中に不適格が発見された場合は当該競技会から除外される。
16、技術委員長は、競技期間中いつでも参加車両及び競技運転者の参加資格について検査することができる。
17、競技終了後、入賞車両は再車両検査を行う。当該車両の競技運転者もしくは参加者は必ず立ち会うこと。
18、再車両検査を含め車両検査を拒否した場合、その競技運転者はその競技会を失格とする。
19、車両検査後は軽微な作業を除き、変更・交換を行う場合には事前に技術委員長の承認が必要となる。
※ 軽微な作業とは、プラグ・プラグコードの交換、エアフィルター交換、タイヤ交換などを指す。
20、車両検査から正式結果発表までを車両保管とする。
21、車両に関する疑義の判断は、当該競技会技術委員長が行う。
22、Sタイヤのみ使用不可とする。(トーヨー R1R含む)その他、ラジアルタイヤ、ラリータイヤ、スタッドレスタイヤ等の使用は可とする。
第15条 慣熟歩行
慣熟歩行は、歩行のみとする。自転車などの乗り物の使用は一切禁止と
する。
第16条 スタート
・スタートは原則としてゼッケン順に行う。しかし、当日エントリーがあった場合は、その車両をクラス内でオフィシャルが任意に順番を決めスタートさせる。
・スタート方法は、競技長の定めた位置からのスライディングスタートとする。
・スタートは、係員の誘導により1台ずつスタートの合図を待つこととする。
第17条 競技
・競技前、コースの競技区間を公式通知により図示し、BLクラスのみ慣熟走行を行う。
・原則として、ゼッケン番号順に競技を行う。
・コース上には、1台の車両が出走する。
・競技走行は原則として2回行う。
・天候またはコースコンディション等により、1回の走行のみで打ち切る場合がある。
第18条 旗の信号合図
日章旗 ・・・・・・ 競技スタート
黄旗 ・・・・・・ パイロンタッチ、脱輪
黒旗 ・・・・・・ ミスコース
赤旗 ・・・・・・ 危険あり、直ちに停止
緑旗 ・・・・・・ コースクリア
※ 競技中は各ポストから出る旗に注意すること。
第19条 計時
計時は、競技車両の先端がコントロールラインを横切った時にタイム計測を開始し、最終のコントロールラインを横切ったときに終了とする。
タイム計測は、自動計測器(光電管)を使用し、1/100秒まで計測し、その計測結果を成績とする。
万一、自動計測器の故障などが発生した場合、2個以上のストップウォッチの平均タイムを成績とする。
第20条 順位決定
原則として2ヒート行い、そのうち良好なタイムを採用し最終の順位とする。但し、複数の車両が同タイムの場合は、以下の順番で順位を決定する。
セカンドタイムが有効なもの、もしくはセカンドタイムが良好なもの。
在学年数が下のもの。
過給器等が付いていないもの。
気筒容量が少ないもの。
競技会審議委員会の決定による。
第21条 公式通知
特別規則書に掲載されていない競技運営に関する実施細則、及び指示項目は、当日受付脇にて公式通知によって掲示する。
第22条 罰則・失格規定
1, コース上のオーガナイザーが指定した全てのパイロンに対し、移動、転倒が判定された場合、パイロン1本につき5秒を走行タイムに加算する。
2, 脱輪した場合、1輪につき1回5秒を走行タイムに加算する。
3, スタートから計時開始までの区間においても、脱輪およびパイロンタッチをとる。
4, フィニッシュ後、減速区間を設けるが減速を行わなかったものは5秒加算する。
5, スタート合図後、速やかにスタートしない場合は、当該ヒートを無効とする。
6, 参加者および競技運転者が、以下の行為を行った場合、当該ヒートを無効とする。
スタートおよびオフィシャルの指示に従わない場合。
スタート時刻までにスタート位置につかない場合。
ミスコースと判定された場合。但し、ミスコースに気付き直ちに後退し、正規コースに戻った場合はこの限りではない。
スタート後、3分経過してもゴールラインに到着しない場合。
4輪がコースから脱輪した場合。(コースアウト)
光電管(反射板含む)に接触した場合。
走行中に他の援助(オフィシャルを含む)を得た場合。
7, 以下の行為を行ったとき、参加者および競技運転者は、当該競技を失格とする。
競技役員の指示に従わなかった場合。
不正行為・危険行為を行った場合。
コースアウト等で、当人以外の人および物に損害・被害等を与えた場合。
競技車両を、車両検査後から競技会が終了する前に、技術委員長の承諾を得ずに改造および整備等を行った場合。
競技車両を、車両検査後から競技会が終了する前に、競技長の承認を得ずに会場外へ出した場合。
※競技中、走行が危険であると判断された車両は失格とし、これに関する抗議は一切受け付けない。
第23条 抗議
参加者および競技運転者は自分が不当に処遇されていると判断した場合、これに対して抗議することができる。但し、本規則書に規定された出場拒否および競技会審議委員会の決定に対して抗議は受け付けない。
抗議を行う場合は必ず書面により理由を明記し、抗議料として20,000円を添えて競技長に提出しなければならない。
審議委員会の裁定結果は、当事者に口頭で伝えられる。
抗議料は抗議が成立した場合、および審議委員会が返還を決定した場合のみ返還される。
コース委員の判断および、計時装置に関する抗議は受け付けない。
第24条 抗議の時間
抗議の制限時間は下記の通りとする。
技術委員の決定・・・・・・・・・・・・決定直後
競技中の過失、反則・・・・・・・・・・競技終了後30分以内
成績の発表・・・・・・・・・・・・・・暫定結果発表後30分以内
第25条 棄権
競技運転者が途中で競技を終了する場合、明確に意思表示を行い、その旨を競技委員に申し出なければならない。
第26条 損害の補償
参加者および競技運転者は、参加車両もしくはその付属品等が破損・紛失・盗難などの場合、ならびに会場の器物等を破損した場合、理由の如何に関わらず各自が責任を負わなければならない。
参加者、競技運転者、メカニック、ヘルパー、ゲスト等は、JAF、オーガナイザー、大会委員、競技役員、会場(土地)保有者等が一切の損害補償の責任を免除されていることを了承しなければならない。すなわち、大会役員・競技委員がその役務に最善を尽くすことはもちろんであるが、その役務遂行によって起きたものであっても、前者の死亡、負傷、車両損害等に対しては一切の責任を負わないものとする。
第27条 参加者および競技運転者の遵守事項
下記事項を守らない参加者および競技運転者は、当該競技会を失格となる場合がある。
すべての参加者および競技運転者は、本特別規則に規定されている各種事項および2009年度JAF国内競技規則・国内競技車両規則に精通し、明朗かつ公正に行動し、暴言を慎み、スポーツマンシップに則ったマナーを守らなければならない。
参加者および競技運転者、競技関係者は、競技中および大会期間中に薬品等によって精神を繕ったり、飲酒してはならない。
オーガナイザー・大会役員・競技役員・競技会審査委員会等の名誉を傷つけるような言動をしてはならない。
タイムスケジュールに従って行われるドライバーズミーティングには、必ずすべての競技運転者が参加すること。
競技中以外はすべて徐行運転を行い、いかなる場所においてもスタートテスト、ブレーキテスト、タイヤウォーム行為、極端な空吹かしは厳禁とする。
ゴール後は、指定されたエリア内で十分に減速し、一旦停止すること。
競技中は、ヘルメット、シートベルトを正しく着用し、窓(運転席側)、サンルーフ等は必ず全閉にすること。
完熟歩行を含み、参加する競技運転者の競技中の服装は、耐火性のレーシングスーツ、レーシンググローブ・レーシングシューズの着用を強く推奨する。但し、一般に不快を与えない長袖・長ズボン・運動靴・指の出ないグローブでもよい。(軍手は不可)
※靴紐はまとめておき、走行中にペダル等に引っかかることがないよう、十分に注意すること。
サービスカーおよび車両積載車は、オーガナイザーが指定した駐車スペースに置くこと。
パドック内における燃料補給の際は、自車はもちろんのこと、必ず両脇の車両もエンジンを停止すること。また、必ず2人以上で作業し、1人は消火器を持って待機しておくこと。
同乗走行は一切禁止とする。
第28条 本規則の解釈および違反
本規則および競技に関する諸規則(特別規則書・公式通知等を含む)等の解釈に疑義が生じた場合は、当該競技会審議委員会の決定を最終とする。
第29条 本規則の施行および記載されていない事項
本規則は、第48回関東甲信越学生自動車連盟競技会に適用されるもので、参加申し込みと同時に有効となっている。
本規則に記載されていない事項については、2009年度JAF国内競技規則および国際モータースポーツ競技規則に準ずる。
第30条 主催者の権限
本競技会においては、いかなるエントランスも主催者の指示に従う義務を有する。
主催者の指示には、いかなる場合も速やかに従い、かつ、これを遵守すること。
第31条 本規則書の施行
本特別規則書は、施行期日(2009年8月1日)より大会競技終了時(表彰式を含む)まで有効とする。